2019年12月4日水曜日

道楽バンブーロッド Dowluck 6’0”

道楽のバンブーロッドで、ホームリバーの通年エリアで、ニジマスのルアー釣り。

台風19号で、この川もかなりの濁流になり、1ヶ月ほどたって平水に戻りましたが、ウグイやオイカワをはじめ、ほかの魚たちも姿を消したまま。底石が流されたせいか、例年ならコカゲロウやガガンボ、ユスリカがハッチして、魚たちのライズがあるのですが、羽化する虫もほとんど見えません。

魚の姿を確認したくて、テンポよく広範囲を探るため、小さなスプーン(コータックのハスルアーっぽい赤金3グラム)で、流れの緩いプールでキャストしました。


すると、流芯あたりで、押さえ込むようなアタリで、リールの手が止まりました。続いて大きな銀色の魚体が見え、ビックリ。
慎重に寄せると、案外静かにカメラに。
45センチもあったのと、大荒れの川で生き残った魚に会えて、うれしかった。

道楽バンブーロッド、バス用ですが、しなやかで軽いルアーも投げられるので、川のトラウトのライトアクションとしても使えます。
フィリプソンのパラマウントを、意識したデザインです。
リールは、アブマチックを使いました。



2019年6月25日火曜日

hardy fibalite 6番 8フィート

雨が降ったり止んだりの一日。
いつもの山岳渓流に行きました。
霧もかかっていました。
有名な釣り師のエッセイに、
「霧の日は、釣れない」とあったのを思い出す。
しかし、霧にもいろいろ種類があるらしく、(たぶんなのですが、夏に空気中で発生するか、秋や冬に水面で発生するかなど)、
この日、魚の活性は、とても良かったです。

水の屈折で、小さく見えるかもしれませんが、
30センチのイワナです。
12番のドライで釣れました。
もう少し大きい魚も出ましたが、途中でフックがはずれました。

竿は、ハーディのファイバライト6番8フィートです。

この竿、買った時は、失敗したと思いました。
同じファイバライトの6番8フィート6インチは、
普通に6番ラインがピッタリなのですが、
この竿は華奢でペナンペナンしすぎで、ロングキャストしようとラインを長く出していくと、腰砕け状態になってしまいます。
同じシリーズで、同じ番手なのに、竿の長さが少し違うだけで、
竿の性格が全然違う。
ハーディというメーカーはバカじゃないのか!と思いました。

それでも使わないのは勿体ないので、
試しにダブルテーパー5番ラインにしたら、
驚くほど良い竿になりました。
渓流の釣りのように、ラインをあまり長く出さないで、
竿への負荷があまりない状態でも、
竿自体が振幅してくれる設計なので、
リーダーの全長をやや長めにして、カーブさせて、
ドライフライを使うにも良いし、
竿の素材がグラスで柔らかいので、ウエットフライの食い込みも良い。
本流のニジマスなども、太くて柔らかいバット部分が、
突進を止めながら、ティペット切れを防いでくれる。

これ1本で、山岳渓流、本流、ミッジフライ、ストリーマー、
チビヤマメ、デカい虹鱒。

この竿は本当に、すばらしい。お気に入りの、〈5番ロッド〉です。




2019年6月15日土曜日

ウエダ フライロッド FWF 755 グラスロッド

梅雨の合間、イブニングを狙って、
山岳渓流にイワナを釣りに行きました。

雪解けの後期と梅雨入りが重なり、やや増水。
しかし気温は暑く、
羽アリ、カゲロウ、カワゲラなどが舞っていました。

6時ぐらいにイワナが釣れました。

35センチもありました。
フライはパラシュートタイプの12番。
茶色い影が近づいたと思ったら、吸い込んで反転しました。

竿は、ウエダ スーパーパルサー FWF-755 です。
最近ヤフオクで、とても安い値段で買いました。
グラスロッドで、指定は4~5番。
5番ラインのほうが、扱いやすいです。

グラスで、バットまでよく曲がるのですが、
アクションスピードは、けっこう速いです。
なので、釣りスタイルにもよりますが、渓流で長いリーダーをカーブさせて、
ナチュラルドリフトのタイミングを長くする釣り方には、あまり向いていません。

この竿が販売されていた頃は、沢田賢一郎さんの本で、渓流のドライフライの釣り方は、
上流に向かってストレートキャストが良いという教えがあり、
ウエイトフォワードラインで、鞭を打つように上流に釣り上がっていたフライフィッシャーも、
たくさんいたと思います。魚も釣り人も、おおらかだったのでしょう。
この竿も、そんな時代の匂いがして、とても好きです。

当時のフライの入門用として初めの一本的なロッドでしたが、渓流釣りだけでなく、堰堤や、ダムの流れ込み、池、岸近くで釣れるときの湖など、この竿一本でほとんどの釣り場で活躍したのではないでしょうか。
今はフライロッドも各メーカーから、釣り方や嗜好性に合わせたたくさんの種類があり、どれも魅力がありますが、
これ一本あれば困らないよ、という竿は、案外少ないような気もします。
UFMウエダは、ルアーとフライに特化した貴重なメーカーでしたが、残念なことに、すべての竿の製造をやめてしまいました。が、トラウトのルアーロッドは今でも中古で人気があります。フライロッドはそれほどでもなく、ヤフオクなどで比較的安いので、グラファイトなども揃えてみたいです。あの沢田賢一郎さんのカプラスも、ブランクはウエダ製と言われてます。芦ノ湖の野崎さんなども、ウエダの竿でした。
ウエダの竿なら、彼らのおこぼれをいただいて、大物が釣れるかもしれないです。








2019年5月27日月曜日

HARDY FIBALITE  8f6inch 6番

渓流釣りに行ったものの、雪解けの大増水。
湖に、変更。

5月というのに、真夏の暑さ。
そのせいか、夕方には大型のカゲロウが舞い、
それをスモールマウスが食べていました。

竿はハーディのファイバライト 6番の8フィート6インチ グラスロッド。
魚は27センチほど。
コンディションが良いのか、サイズの割に、ファイターでした。

ハーディのグラスロッドは、オーバーヘッドキャストも、
ロールキャストもやりやすく、
バット部分が太くて柔らかいので、
万が一の大物の取り込みも安心です。
ハーディは、鯉釣りの竿も得意で、
そのノウハウが活かされているのかも。
ロンドンの釣り人は、フライフィッシングより、鯉釣りの人気があるらしいです。
食事のおかずでは、ウナギも好物とのこと。
日本人みたいですね。