2015年1月2日金曜日

テンカラ開眼? その6

指南書

毛鉤を自然に流すには、糸にたるみが必要。水中を沈みながら、自然に流れる毛鉤。魚が食いついたのを感知するには?

それに悩んだのは、日本人だけではない。ヨーロッパやアメリカの釣り人も、悩んだ。その苦闘の歴史を読めるのが、「ニンフの達人たち(THE MASTERS ON THE NYMPH)」。訳 星野亮介、発行 TIEMCO


1981年に、日本語版が発行されたので、英語版はもっと前に出版されたと思います。
アメリカとイギリスの釣り人18人が、それぞれの釣り方を、紹介しています。レフティー クレー、フランク ソーヤー、カール リチャーズなど、有名な釣り人が、投稿しています。

それぞれが独自に研究して、到達した釣りのスタイルです。それらの違いは、川の形状の違いによるものだと考えられます。落差のある山岳渓流、平地の里川、湧き水で水草の多い川、川幅が広い本流、それと湖。それに合わせて、釣り方も仕掛けや竿の種類も、まったく別のものになります。

また、狙う層によっても、仕掛けは変わります。水面直下なら、日本のテンカラと同様のフライを使います。底近くだと、フックにウエイトを巻いたものから、ツイストンという板オモリを釣り糸に巻きつけたり、ファーストシンキングラインを使う釣り方まで教えてくれます。

私の好きなテンカラに近い釣り方は、また次回で。
2015年も、もう少しフライロッドでのテンカラ釣りが上達したいものです。








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