2023年11月15日水曜日

 GRAIN Fauchard  (グレイン フォシャール)

私のクルマには、安いフライロッドとスピニングロッドが常に積まれています。

ちょっと空き時間があって、近くに釣り場があると、どうしても釣りをしたくなります。

また、そんなときに限って、魚の反応が良かったりします。


日曜日、お気に入りのバンブーロッドを持って、犀川に行きました。ところが、到着すると、冷たい雨降りです。バンブーロッドは、雨の中で使うと、まれに金属フェルールが抜けなくなるトラブルがあるので、トランクに置きっぱなしの GRAIN Fauchard グレイン フォシャール という5番 8フィート6インチ 3ピースのグラファイトを使うことにしました。この竿、中古ショップで、処分特価コーナーに、誰にも買われることがなく、激安のまま放置されていました。番手も長さも、オールラウンドに使えそうなので、予備竿として活躍しています。フォシャールというのは、西洋でポールアームという、槍や薙刀などの武器の意味らしい。立派な名前と、不釣り合いな安い値段が、気に入ってます。


小雨の中、夕方になると、ドライフライに魚が出ました。

33センチのブラウンです。


写真に、カメラのストラップが写ってしまいました。

このあと大物?も出ましたが、魚が走りだして、リールが逆回転したときに、親指がハンドルノブに当たってしまい、ティペットが切れてしまいました。


安い竿ですが、グリップはハーディのような小型のフルウェルで、アクションも3ピースで、センター部分がなめらかに曲がる、値段の割にとても良い設計です。犀川も、魚が水面の水生昆虫を食べている時は、ロングキャストは不要で、むしろ自然なドリフトのためのリーダーや竿の操作が大事です。この竿は表記が5番用ですが、6番のダブルテーパーを使って、10メートル以内を、チカラを抜いて、静かにキャスティングすると、フライがライズに向かって、ゆったりと流れていきます。



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