犀川 秋のドライフライ
今年は10月初めは残暑が厳しく、中旬から一転して冷え込み、また11月に夏日になり、気温が25℃以上になったりと、体調管理がむずかしいです。おまけに、川に立ち込む釣りは、外気は暑いのに、水温は冷たく、上半身は暑いのに下半身は冷え込むという、身体機能も混乱してそうです。
そんな初夏のような陽気のせいか、犀川は日中から、カゲロウが舞っていました。
ただライズは無く、魚は沈黙していました。ウエットフライを沈めても、まったく反応がありません。3連休の初日で、普段は釣り人もいないような河原も、バーベキューしながら、釣りをしているグループもいます。「今日はダメか」帰ろうかとも思いましたが、夕方の渋滞に巻き込まれる時間帯なので、お茶を飲みながら、川と紅葉の景色を眺めていました。
やがて薄暗くなりはじめた水面を流れるカゲロウが、スっと水中に引き込まれ、姿を消しました。流れの筋を確認してから、フライをドライフライになんとか変更(最近、老眼なのか、イブニングで、アイにティペットがなかなか通らない)
やや上流から流し込むと、先ほどのカゲロウのように、スっと水中に。
30センチほどのブラウンでした。釣りは、ボウズでも楽しいですが、1匹釣れると、何倍も楽しくなるものですね。
フライは13番のパラシュート。平凡な毛鉤ですが、平凡なパターンは、よく釣れます。良く釣れるから、平凡なのですね。
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