2019年6月25日火曜日

hardy fibalite 6番 8フィート

雨が降ったり止んだりの一日。
いつもの山岳渓流に行きました。
霧もかかっていました。
有名な釣り師のエッセイに、
「霧の日は、釣れない」とあったのを思い出す。
しかし、霧にもいろいろ種類があるらしく、(たぶんなのですが、夏に空気中で発生するか、秋や冬に水面で発生するかなど)、
この日、魚の活性は、とても良かったです。

水の屈折で、小さく見えるかもしれませんが、
30センチのイワナです。
12番のドライで釣れました。
もう少し大きい魚も出ましたが、途中でフックがはずれました。

竿は、ハーディのファイバライト6番8フィートです。

この竿、買った時は、失敗したと思いました。
同じファイバライトの6番8フィート6インチは、
普通に6番ラインがピッタリなのですが、
この竿は華奢でペナンペナンしすぎで、ロングキャストしようとラインを長く出していくと、腰砕け状態になってしまいます。
同じシリーズで、同じ番手なのに、竿の長さが少し違うだけで、
竿の性格が全然違う。
ハーディというメーカーはバカじゃないのか!と思いました。

それでも使わないのは勿体ないので、
試しにダブルテーパー5番ラインにしたら、
驚くほど良い竿になりました。
渓流の釣りのように、ラインをあまり長く出さないで、
竿への負荷があまりない状態でも、
竿自体が振幅してくれる設計なので、
リーダーの全長をやや長めにして、カーブさせて、
ドライフライを使うにも良いし、
竿の素材がグラスで柔らかいので、ウエットフライの食い込みも良い。
本流のニジマスなども、太くて柔らかいバット部分が、
突進を止めながら、ティペット切れを防いでくれる。

これ1本で、山岳渓流、本流、ミッジフライ、ストリーマー、
チビヤマメ、デカい虹鱒。

この竿は本当に、すばらしい。お気に入りの、〈5番ロッド〉です。




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