冷たい北風の中、ブラウン
犀川へ行きました。
天気は快晴だったものの、空気は冷え込んでいました。
夕方からは、北風も強まり、上半身は北風、下半身はウエーディングで、手袋は忘れ、全身が冷えました。水生昆虫のハッチもなく、水量もやや増水していて、厳しいというか、やや諦め気分で釣りをしていました。
ところが、プールでウエットフライを水面直下を流していると、ライズリングが広がりました。ラインを手繰って、フッキングを確認しましたが、空振りでした。同じ操作を繰り返していると、もう一度、ライズリングが。しかし、またも空振り。
しばらく、ほかの場所を探り、日暮れも近いので、もう一度同じポイントへ。フライも交換し、流し込んでいくと、ガバっとまるでドライに反応したように、大きな魚体が水面で反転しました。ラインを手繰ると、強い引き。
43センチのブラウンでした。
今年の犀川の釣りはイマイチでしたが、これでじゅうぶん満足です。
フライは、10番のイマージャー。ボディに光る素材を使いました。これが良かったのか、それとも無関係だったかは、わかりません。
ちなみに、最初に反応があったフライは、白いダッククイルのロイヤルコーチマンでした。コーチマンで釣れていたら、「やっぱりロイヤルコーチマンは、万能ですね」などと、知ったかぶりのコメントを書いたかも~。
フライパターンのウンチクほど、アテにならない話は無いですね。