犀川 フラッタリング カディス
犀川は先月の大雨から、支流の高瀬川から砂混じりのメロン色の水が放水されています。土手には、新雪のように、新しい砂が積もっています。
こんな時は、なぜか魚も沈黙して反応が乏しくなりますが、ようやく復調してきました。
対岸まで150メートル以上ある広いプール。重量感のある流れ。シューティングヘッドでもスペイでも、フライラインは着水と同時に流れに押されて、魚にアピールする余裕もないまま、下流岸側に横滑りしてしまいます。なので、ドライフライの釣りも、ナチュラルドリフトと言うよりも、結果的にダウンクロスへのフラッタリングになってしまいます。
小雨の中、フライが水面に航跡を描きながら、岸近くに来たときに、ゴボンと魚が飛びつきました。
30センチぐらいのブラウンです。潜りながらよく引いたので、40センチ近いかと思いましたが~。フライは、ソファ ピロー。
そんなパターンの名前を知ったのは、使い始めてずいぶん年数が過ぎてからです。自分としては、テイル付きエルクヘアカディス。浮力を増すために、テイルを追加しただけ。フライやテンカラ毛鉤の趣味は、知ったかぶりをする人が多いので、「カディスには、テイルはありませんよ」などのありがたいアドバイス?も。その後になって、スティミュレーターやフレディが海外パターンで紹介されると、それらのテイル付きエルクヘアカディスは、日本でも激流や本流の人気パターンに。
フライパターンは、釣りの実体験を通して、改良され続けるものなので、過去から現在までのさまざまな自称名人たちのパターンを真似ても、自分の釣り場や釣り方に合わないと、魚の反応はイマイチだったりします。
魚に聞きながら、自分だけのフェイバリットを探すしかないということですかね。
釣りの後は、信州新町のあさひや。
ラストオーダーは夜8時頃です。
カレーライスのテイクアウトもできます。
650円で、とてもおいしいです。
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