犀川 予想外の大物
おとといの日曜日、犀川に行ってきました。
その3日前の春分の日も行きましたが、ボウズでした。
なぜ、釣れないのに、そんなに張り切っているかというと、ヤフオクで落札した、ハーディのホローライトというバンブーロッドが来たからです。7番で10フィートもある竹竿なので、魚が釣れても釣れなくても、竿の重さに慣れておこうというわけです。
川は、やや増水して、水の色も、オリーブ色でした。
ここ近年、3月末の陽気が温かい日には、ヒゲナガのハッチもあるのですが、午後に強風が吹いて、その期待はムリそうです。
釣果を気にせず、小型のストリーマーをキャストしては、逆引きを繰り返していました。
すると、突然、ガツンというアタリがあり、ラインが張ったまま動かなくなりました。これはデカそうと慎重にやりとりを始めましたが、そのうちに一気に対岸へダッシュしました。それから今度は下流に走り、バッキングラインがどんどん出て行きます。
私のマリエットリールは、ラインキャパシティが少なく、とくにフローティングラインのような太いラインでは、バッキングは少ししか巻けません。そのバッキングが出て行くので、かなり焦りました。
ただハーディの竿は、粘り腰があるので、なんとか引き寄せることができました。
ところが、フックを外そうとしたとき、魚が暴れて、フックが指に刺さり、流血の惨事に。
それでも、魚の釣れた嬉しさで、痛みはあまり感じなかった。日暮れも近いので、釣りは終了。フライは小型のゾンカー、ガン玉をつけると、流す層を微妙に調節できます。竿は、ホローライト。10フィートもあるシングルハンドですが、竿全体が滑らかなアクションなので、それほど持ち重り感も、振り重り感もなく、扱いやすい竿です。
大物が釣れたせいもあり、かなりのお気に入りロッドになりました。